今回の選挙を振り返って、一番感じたことは、「他の候補者と自分は全く別のことをこの選挙でしようとしている。」という点である。
5人の定員に臨んだ候補者は、自民3民主2公明1の現職と共産1みんな1,そして新党市民の私の8名で、結果は現職が当選し、私は「ダントツ」の最下位に終わった。
結果だけ見れば「大敗北」だが、たった1人で何の組織のバックも持たない一市民が曲がりなりにも、県議会議員選挙に立候補して選挙活動を無事に完了できたという事実は大きな歴史的意義を持つと思う。
これまで、私たちは既存の政党or無所属というオーダーメイドのメニューの中からしか候補者を選択できずにきた。そして既存の政党に失望した有権者には「棄権」という形でしか自分の意志を表す手立てがなかったのである。
新党市民は、そのメニューに「自分」を加えることが可能であることを実証したのである。政治を「批判」するだけではなく、「ではどうするのか?」という対案を示すという意味で選挙への参加は候補者にとって大きな試練となる。今回の落選は、私たちの対案がまだ十分に練れていずに現実性が薄かったことと私たちの主張の有権者への浸透が不十分だった点に原因がある。
今後は、地域の脱原発活動と被災者支援活動に参加協力しながら、組織の拡大と政策の練り上げに取り組むことが課題になると思う。
静岡では、是非今回の菜の花パレードの主催者と連絡を取って、脱原発運動を多面的に展開していきたい。今、考えている活動は以下である。
1 浜岡原発の危険性をわかりやすく図解するパンフレット・DVDの制作と普及
2 脱原発運動の輪を広げ、被災者を励ますための「チャリティー・コンサート」の開催
3 被災地に滞在して子供達の教育・学習を支援する活動
4 原子力に代わるクリーンエネルギーの研究と普及
脱原発運動は、エネルギー転換にとどまらない未来社会建設の運動である。現在の災害の連続は、生命体である地球が長い間の傷を癒して自らを再生しようとする活動であり、地球とその上の生命体を汚染し傷つける古い文明をそぎ落とそうとする浄化のプロセスである。
私たちが今考えるべきことは、災害から自らを守ることと共に、新しい地球文明に移行する道をどう切り拓くかというテーマでもあるのである。
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